2012年09月23日

脱原発をなぜ私が訴えるか Vol.7【改訂版】

国は責任をもって福島原発汚染地内に
原発廃棄物処理施設の建設をすべき


doramukan.gif 原子力発電所で毎日大量に生み出されている「低レベル放射性廃棄物」は、ドラム缶で1原発1年間に約1000本出ます。それを原発敷地のドラム缶置き場に保管し、後にこの放射能のゴミは、ふたを開けて出し灰にして量を減らします。六ヶ所村には20万本近いドラム缶が保管されており、これを300年監視し続けなければならない宿命を帯びているのです。
 極めて強い放射能の塊である「高レベル放射性廃棄物」は「死の灰」と言われており、これを無害化できる能力を人間は今もって神から与えられていないのです。さらに、「高レベル放射性廃棄物」は100万年以上も人類が監視し続けなければならないのです。民主党のその場的に唐突、稚拙な「原発ゼロ」表明は、各原発周辺の住民に困惑と生活の不安を増大させております。核燃料サイクル政策が撤回されることにより、フランス・英国などから返還される国内の高レベル放射性廃棄物の受け入れ地、青森県六ヶ所村と青森県は核廃棄物を拒否するでしょう。そうなりますと日本は大混乱に陥ります。
 そして、放射能で汚染されたとするhousyasei.gif震災処理のゴミ問題なども今後ますます深刻になり、各地で住民同士の争いに発展する可能性もあります。前文で申し上げましたが、福島第一原発周辺は無人地帯とせざるを得ないのではないでしょうか。また、福島から遠くに位置する震災地の岩手県から搬出される震災ガレキを新潟県下5市町村で受け入れ、それを焼却するにあたって、その自治体が自然界の放射線レベルと説明しても、焼却場周辺の住民が大反対運動を起こす結果となっています。現実的な方策として、私はその無人地帯に汚染されたゴミを捨てる「放射能の最終処理場」を造るしかないと思います。そしてまた脱原発によって、原発に依存して経済生活が成り立っていたこれら原発立地地域の産業、生活基盤の崩壊を意味するわけであり、政府は責任をもって代替産業の誘致立地を、国策事業として一日も早く取り組まなければなりません。
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【参考文献】
小出裕章(京都大学原子炉実験所 助教授)著「原発のウソ」
原田泰(早稲田大学政経学部 教授)著「震災復興 欺瞞の構図」
他科学サイエンス機関誌

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